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Butterfly & Dragonfly

家族旅行や週末の隙間時間に蝶と蜻蛉の写真を楽しんでいます。


by 悠凜
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ヒメアカタテハの冬における蛹化(千葉県松戸市、201612-201701)

今年の冬はヒメアカタテハの越冬を観察しようと、庭にヨモギを鉢植えにして設置しておりましたが、その後、放置しておりました(汗)。ヨモギにヒメアカタテハの幼虫がいることに気が付いたのが12月。幼虫の存在に気が付いてからは、土とヨモギを昆虫の飼育ケースに入れ脱走を防ぎつつ、屋外に置いて冬の寒さを維持した状態で飼育を始めました。



2016年12月17日の様子。幼虫は5匹ほど見つかりましたが、その中で一番大きな幼虫です。5齢でしょうね。
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Canon EOS 5D Mark Ⅲ, SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO, F11, 1/125, ISO400



12月25日の様子。困ったことにヨモギが枯れ始めましたので、随時、新たなヨモギを植えつつ飼育しました。5匹いると、どの個体の写真だかわからなくなります(苦笑)
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Canon EOS 5D Mark Ⅲ, Canon EF100mm F2.8L マクロ IS USM, F9, 1/400, ISO400



2017年1月1日。巣の中で丸くなっておりました。隣には、まだ小さな幼虫も見えます。
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Canon EOS 5D Mark Ⅲ, Canon EF100mm F2.8L マクロ IS USM, F9, 1/160, ISO800



2017年1月16日。蛹になっておりました!1月中旬は真冬ですが、幼虫から蛹になることが確認できました。12月中旬時点で5齢でしたので、蛹になるまで時間がかかっていますね。
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Olympus TG-4, F2.3, 1/125, ISO200



1月21日、2匹目が蛹になりました。
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Canon EOS 5D Mark Ⅲ, Canon EF100mm F2.8L マクロ IS USM, F22, 1/640, ISO1600



1月22日、暖かい日でした。幼虫はヨモギの葉をかなりの勢いで食べておりました。





1月25日の朝、気温を測ったところマイナス1.6℃。この寒さですが、3匹目が前日の24日から前蛹になっており、丸1日経過した25日でも前蛹のままでした。
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Olympus TG-4, F2.3, 1/40, ISO800



1月25日の夜に確認すると、蛹になっておりました。
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Olympus TG-4, F3.2, 1/100, ISO800



これで1月のうちに、3匹が幼虫から蛹になりました。飼育下での観察ではありますが、千葉県の気候条件において、ヒメアカタテハは幼虫のまま春まで過ごすのではなく、蛹になることが確認できました! 今後、いつ羽化するものなのか、確認してみます。



Commented by banyan10 at 2017-01-28 18:33
ヒメアカの蛹は人工物の壁では2回観察していますが、葉などで蛹化すると見つけるのは難しいですね。
昨年は川越での成虫越冬の個体と羽化したと思われる個体が継続的に冬の期間も観察されたので、各種のステージで越冬している蝶のようです。
Commented by rindon3190 at 2017-01-28 20:12
むしゃむしゃとヨモギの葉を食べる姿が可愛いです!
大変貴重な観察ですね。
ヒメアカタテハは幼虫越冬なのですね。
外は環境が違うので、羽化がいい条件の季節にできればいいですね。
無事羽化してほしいです。

Commented by yurinBD at 2017-01-28 21:04
banyanさん、コメント有り難うございます!
私も昨年は1月10日に新生のヒメアカタテハを見ましたので、各種ステージで冬を過ごしていると言えそうですね。
特別な冬対策をしていないということになると、本当に寒い地域での越冬は厳しそうですね。
いつ羽化するか、無事に観察できればご報告します!
Commented by yurinBD at 2017-01-28 21:07
rindonさん、コメント有り難うございます!
ヒメアカタテハの幼虫を可愛いとおっしゃってくださってホッとしました(笑)
ヒメアカタテハは冬の間、卵、幼虫、蛹、成虫、各種ステージで過ごしているようです。
無事に羽化して欲しいです、後日、ご報告します!
Commented by ダンダラ at 2017-01-29 15:06 x
ヒメアカタテハは当地では1月下旬から2月上旬に一度新成虫が現れて、その後はしばらく出てきません。
冬の終わりに出てくる新成虫は、きっと晩秋に産卵された個体が蛹で越冬したもので、成長した幼虫では冬を越せず、若齢幼虫で冬を越すので、しばらく発生が途切れるのかなと考えています。
そちらでは老熟した幼虫で冬を越したということだと思いますので、こちらとはかなり越冬状況が異なるような感じがします。
野外では最初の新成虫が出た後、だらだらと成虫が見られるのか、いったん途切れてその後新たな成虫が出てくるのか。
そのあたりも観察していただけると面白いと思います。
Commented by himeoo27 at 2017-01-29 15:20
ヒメアカタテハは大好きなチョウの1種ですが
越冬状況については断続的に成虫を見かけたく
らいで、ほとんど観察していません。興味深い
記録掲載ありがとうございます。
Commented by KAZ at 2017-01-29 19:54 x
おお〜、ちゃんと蛹化してますね。
しばらく寒い日が続きましたが元気ですね。
私なら寒くて可哀想だからと家に入れてしまいそうですが、
それじゃあ観察になりませんね(笑)。
Commented by dragonbutter at 2017-01-29 20:03
飼育下とは言え、野外の観察ですから、自然状態でも同様なのでしょうね。
様々な齢数で越冬すること、真冬でもヨモギを食べて成長することなど、いい勉強になりました。
続きも報告してください。
Commented by fushiginomori at 2017-01-29 23:31
さすがyurinさん、貴重な観察ですね。
ヒメアカタテハは汎世界種と呼ばれているそうですが、
環境に適応する能力が高いのでしょうか?
羽化が楽しみですね。
Commented by yurinBD at 2017-01-31 20:22
ダンダラさん、コメント有り難うございます!
埼玉と千葉は隣接する県ではありますが、海からの距離が違うからでしょうか、朝の気温が違うかもしれませんね。
コメント頂きましたとおり、今年はヒメアカタテハの発生状況も確認してみたいと思います!
Commented by yurinBD at 2017-01-31 20:26
ヒメオオさん、コメント有り難うございます!
ヒメアカタテハは冬でも成虫や幼虫が姿を見せてくれる有り難い蝶ですね!
きちんと羽化してくれるか心配はありますが、継続的に見守りたいと思います!
Commented by yurinBD at 2017-01-31 20:28
KAZさん、コメント有り難うございます!
はい、蛹までは何とか成長してくれました。
このまま無事に羽化してくれれば良いのですが。
私も家に入れたい気持ちがありましたが、何とか我慢して屋外で観察しています。
羽化のご報告をしたいものです!
Commented by yurinBD at 2017-01-31 20:30
dragonbutterさん、コメント有り難うございます!
飼育下ということで、天敵からは身を守れる、風をよけられるなど自然状態よりは有利で生存率は高まると思いますが、蛹化、羽化のタイミングは自然状態と同じになるかなと想像しています。
現在、蛹3、幼虫2が頑張って越冬中ですので、引き続き観察しご報告したいと思います!
Commented by yurinBD at 2017-01-31 20:33
fushiginomoriさん、コメント有り難うございます!
過去にも冬にヒメアカタテハをチラチラ観察してはいましたが、フィールドでは見失ってしまうことも多く、この冬は飼育下での観察を実行してみました。
コメント頂きましたとおり、ヒメアカタテハはとても繁栄している種だと思いますので、環境適応能力は高いのでしょうね。
無事な羽化を期待したいと思います!
by yurinBD | 2017-01-27 22:17 | 卵・幼虫・前蛹・蛹 | Comments(14)