2011年~2016年の間に、私が観察できた範囲で5番目に多くの蝶を集めた花はサンジャクバーベナとセンダングサでした。サンジャクバーベナの記録は昨年から伸びませんでした。センダングサは4種類記録を伸ばし、昨年の7位から5位に2ランクアップしましたので、ここではサンダングサをご紹介します。
①クリ(ブナ科) 23種類(前年比1種増加)
②ブッドレア(フジウツギ科) 21種類(1種増加)
③ハルジオン(キク科) 18種類(3種増加)
③アザミ(キク科) 18種類(4種増加)
⑤サンジャクバーベナ(クマツヅラ科) 17種類(記録伸びず)
⑤センダングサ(キク科) 17種類(4種増加)
⑦アベリア(スイカズラ科) 15種類(2種増加)
⑦フジバカマ(キク科) 15種類(記録伸びず)
⑨コスモス(キク科) 13種類(記録伸びず)
⑨セイタカアワダチソウ(キク科) 13種類(1種増加)
⑨ツツジ(ツツジ科) 13種類(3種増加)
⑫ヒャクニチソウ(キク科) 11種類(1種増加)
⑫ソバ(タデ科) 11種類(記録伸びず)
⑭オカトラノオ(サクラソウ科) 10種類(5種増加)
⑭マリーゴールド(キク科) 10種類(1種増加)
⑭タンポポ(キク科) 10種類(1種増加)
2016年に新たにセンダングサでの吸蜜を観察できた蝶はキタテハ、カバマダラ、ミヤマシジミ、ヤクシマルリシジミの4種類です。
■キタテハ(タテハチョウ科)×センダングサ(キク科)
2016年9月、鬼怒川の河川敷で観察しました。背景に鬼怒川が少しだけ写りました。

Canon EOS 5D Mark Ⅲ, SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO, F9, 1/1000, ISO400
■カバマダラ(タテハチョウ科)×センダングサ(キク科)
2016年11月、和歌山で出会ったカバマダラがセンダングサで吸蜜していました。

Canon EOS 5D Mark Ⅲ, Canon EF300mm F4L IS USM, F9, 1/640, ISO400
■ミヤマシジミ(シジミチョウ科)×センダングサ(キク科)
2016年9月、鬼怒川の河川敷で観察したミヤマシジミです。

Canon EOS 5D Mark Ⅲ, Canon EF100mm F2.8L マクロ IS USM, F7.1, 1/320, ISO400
■ヤクシマルリシジミ(シジミチョウ科)×センダングサ(キク科)
2016年11月、和歌山で観察しました。翅の間から少し見える表翅が綺麗です。

Canon EOS 5D Mark Ⅲ, Canon EF300mm F4L IS USM, F7.1, 1/125, ISO400
これでセンダングサで吸蜜した蝶の種類は17種類になりました。センダングサは南国にもありますので、長期間観察を継続すれば、更に順位を上げてくると思います。
■アゲハチョウ科:2種類
シロオビアゲハ、ベニモンアゲハ
■シロチョウ科:4種類
モンシロチョウ、キタキチョウ、モンキチョウ、ツマグロキチョウ
■タテハチョウ科:6種類
ヒメアカタテハ、タイワンキマダラ、オオカバマダラ、カバマダラ、スジグロカバマダラ、キタテハ
■シジミチョウ科:5種類
ウラナミシジミ、ヤマトシジミ、クロマダラソテツシジミ、ミヤマシジミ、ヤクシマルリシジミ
■セセリチョウ科:0種類
観察できていません。
キタテハ、カバマダラ、ミヤマシジミ、ヤクシマルリシジミ以外の蝶のセンダングサでの吸蜜写真はこちらをご参照ください!
センダングサにセセリチョウはやってこないのでしょうか? きっとそんなことはないのでしょうね、今年、再確認してみます。
①クリ(ブナ科) 23種類(前年比1種増加)
②ブッドレア(フジウツギ科) 21種類(1種増加)
③ハルジオン(キク科) 18種類(3種増加)
③アザミ(キク科) 18種類(4種増加)
⑤サンジャクバーベナ(クマツヅラ科) 17種類(記録伸びず)
⑤センダングサ(キク科) 17種類(4種増加)
⑦アベリア(スイカズラ科) 15種類(2種増加)
⑦フジバカマ(キク科) 15種類(記録伸びず)
⑨コスモス(キク科) 13種類(記録伸びず)
⑨セイタカアワダチソウ(キク科) 13種類(1種増加)
⑨ツツジ(ツツジ科) 13種類(3種増加)
⑫ヒャクニチソウ(キク科) 11種類(1種増加)
⑫ソバ(タデ科) 11種類(記録伸びず)
⑭オカトラノオ(サクラソウ科) 10種類(5種増加)
⑭マリーゴールド(キク科) 10種類(1種増加)
⑭タンポポ(キク科) 10種類(1種増加)
2016年に新たにセンダングサでの吸蜜を観察できた蝶はキタテハ、カバマダラ、ミヤマシジミ、ヤクシマルリシジミの4種類です。
■キタテハ(タテハチョウ科)×センダングサ(キク科)
2016年9月、鬼怒川の河川敷で観察しました。背景に鬼怒川が少しだけ写りました。

■カバマダラ(タテハチョウ科)×センダングサ(キク科)
2016年11月、和歌山で出会ったカバマダラがセンダングサで吸蜜していました。

■ミヤマシジミ(シジミチョウ科)×センダングサ(キク科)
2016年9月、鬼怒川の河川敷で観察したミヤマシジミです。

■ヤクシマルリシジミ(シジミチョウ科)×センダングサ(キク科)
2016年11月、和歌山で観察しました。翅の間から少し見える表翅が綺麗です。

これでセンダングサで吸蜜した蝶の種類は17種類になりました。センダングサは南国にもありますので、長期間観察を継続すれば、更に順位を上げてくると思います。
■アゲハチョウ科:2種類
シロオビアゲハ、ベニモンアゲハ
■シロチョウ科:4種類
モンシロチョウ、キタキチョウ、モンキチョウ、ツマグロキチョウ
■タテハチョウ科:6種類
ヒメアカタテハ、タイワンキマダラ、オオカバマダラ、カバマダラ、スジグロカバマダラ、キタテハ
■シジミチョウ科:5種類
ウラナミシジミ、ヤマトシジミ、クロマダラソテツシジミ、ミヤマシジミ、ヤクシマルリシジミ
■セセリチョウ科:0種類
観察できていません。
キタテハ、カバマダラ、ミヤマシジミ、ヤクシマルリシジミ以外の蝶のセンダングサでの吸蜜写真はこちらをご参照ください!
センダングサにセセリチョウはやってこないのでしょうか? きっとそんなことはないのでしょうね、今年、再確認してみます。
カバマダラがきれいですね。
南方系のチョウもだんだん本州に来ているのでしょうか。
このチョウが本州のどのあたりまでみられるのか興味がありますね。
センダングサは枯れて衣類に疲れると厄介ですが、
チョウにとっては貴重な吸蜜できる花ですね。
南方系のチョウもだんだん本州に来ているのでしょうか。
このチョウが本州のどのあたりまでみられるのか興味がありますね。
センダングサは枯れて衣類に疲れると厄介ですが、
チョウにとっては貴重な吸蜜できる花ですね。
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センダングサにセセリですか・・・。
ということで、写真をチェックしてみましたが、なるほどないですね。
八重山では、タイワンアオバセセリとユウレイセセリが見つかりました。
千葉でとなると一枚もありません。今年は意識して探してみます。
ということで、写真をチェックしてみましたが、なるほどないですね。
八重山では、タイワンアオバセセリとユウレイセセリが見つかりました。
千葉でとなると一枚もありません。今年は意識して探してみます。
rindonさん、コメント有り難うございます!
カバマダラは以前、横浜で観察できましたので、一度千葉でも見てみたいものです。好きな蝶ですので、歓迎します(笑)
センダングサは人間にとっては厄介ですよね。一方で、種類も多く、蝶の吸蜜源としてはなかなかの魅力があるようですね。
カバマダラは以前、横浜で観察できましたので、一度千葉でも見てみたいものです。好きな蝶ですので、歓迎します(笑)
センダングサは人間にとっては厄介ですよね。一方で、種類も多く、蝶の吸蜜源としてはなかなかの魅力があるようですね。
fushiginomoriさん、コメント有り難うございます!
センダングサが花を咲かせる秋にはイチモンジセセリやチャバネセセリが増えていると思いますが、吸蜜写真が撮れておりません。
吸蜜していないのか、見逃したく、見てもスルーしてしまったのか・・・。
今年の秋は意識して探してみたいと思います。
沖縄でセセリとセンダングサの組み合わせを探すのも良いですね!
センダングサが花を咲かせる秋にはイチモンジセセリやチャバネセセリが増えていると思いますが、吸蜜写真が撮れておりません。
吸蜜していないのか、見逃したく、見てもスルーしてしまったのか・・・。
今年の秋は意識して探してみたいと思います。
沖縄でセセリとセンダングサの組み合わせを探すのも良いですね!