高所を舞うベニモンシロチョウ(ヒパレーテカザリシロチョウ)(Singapore、20150504-0505)
2015年 05月 07日
GWに家族でシンガポールに行ってきました。基本的には子供達が好みそうな場所に行くわけですが、多少は蝶を見ることができるのではないかと一眼+300mm望遠+24mm広角を持参。何とも家族旅行らしからぬ装備ですが、貴重な機会ですのでカメラバッグを背負って行ってきました。今回のシンガポール旅行で是非撮影してみたいと考えていた蝶は、ベニモンシロチョウ(ヒパレーテカザリシロチョウ)というカザリシロチョウ(Delias)の仲間です。ベニモンシロチョウ、今回の旅行中何度も見かけたのですが、相当に高い所を飛び回っており、300mm望遠で、かつ、トリミング大でやっと写る程度の大きさです。どのぐらい高い所を飛んでいたかと言いますと、次の写真に写っているネムノキの上方で、ホテルの棟の6階から7階に相当する高さです。
幸いホテルの6階に宿泊していたため、ベランダからネムノキ上部が見え、撮影に挑戦。トリミングなしの場合、蝶は点と変わらないほど小さいです。(フルサイズ機+300mm望遠です)
したがいまして、以下の写真は全てトリミング大です。まずは、上の写真のトリミングから。
▮ベニモンシロチョウ(ヒパレーテカザリシロチョウ)(Delias hyparete)
Canon EOS 5D Mark Ⅲ, Canon EF300mm F4L IS USM, F7.1, 1/6400, ISO1600
木の周辺に降りてきていないかとウロウロしてみましたが、全く降りてきません・・・。仕方なく6階に戻り、ベランダからの撮影を継続しました。
Canon EOS 5D Mark Ⅲ, Canon EF300mm F4L IS USM, F6.3, 1/400, ISO1600
カメラのモニターで撮影画像を確認すると、ネムノキの花で吸蜜していました。下には吸蜜に適した植物がありませんでしたので、ここで吸蜜し続けているようでした。
Canon EOS 5D Mark Ⅲ, Canon EF300mm F4L IS USM, F6.3, 1/500, ISO1600
Canon EOS 5D Mark Ⅲ, Canon EF300mm F4L IS USM, F5.6, 1/1000, ISO1600
Canon EOS 5D Mark Ⅲ, Canon EF300mm F4L IS USM, F5, 1/8000, ISO1600
複数頭が飛び回っていましたので、数はそれなりにいるように感じました。
トリミング超大で見にくいですが、シジミチョウ系の蝶とも絡んでいました。それにしても相当な距離からシジミチョウ系の蝶が写るとは現代のカメラ・レンズの技術は恐るべしですね。
Canon EOS 5D Mark Ⅲ, Canon EF300mm F4L IS USM, F7.1, 1/2000, ISO1600
Canon EOS 5D Mark Ⅲ, Canon EF300mm F4L IS USM, F7.1, 1/2000, ISO1600
この2枚の写真(↑)が今回のベニモンシロチョウの写真の中では一番よく写っていると思います。
ホテル以外でもベニモンシロチョウを探してみよう、と家族の理解を得て植物園(ボタニック・ガーデン)を訪問。然しながらここでもベニモンシロチョウは木の上方で飛び回っており、結局、滞在中に満足のいく撮影はできませんでした。
Canon EOS 5D Mark Ⅲ, Canon EF300mm F4L IS USM, F6.3, 1/8000, ISO1600
Canon EOS 5D Mark Ⅲ, Canon EF300mm F4L IS USM, F6.3, 1/1000, ISO1600
最後の写真は若干低い位置に飛んで来た際に撮影したものですが、やはり距離が遠く、厳しい撮影でした。ベニモンシロチョウの食草は高木につくヤドリギ類とのことで、中心的な生活圏が比較的高い位置にあるのかもしれません。
結局一度も近接しての撮影は叶いませんでしたが、カラフルなベニモンシロチョウの姿を見ることができ、また、高所を飛び回るのもベニモンシロチョウの生態ということで、撮影を楽しめました。接近しての撮影は、次に東南アジア方面に行く際の課題にします。
シンガポールではその他の蝶も何種類か撮影できましたので、次回、ご報告します。
幸いホテルの6階に宿泊していたため、ベランダからネムノキ上部が見え、撮影に挑戦。トリミングなしの場合、蝶は点と変わらないほど小さいです。(フルサイズ機+300mm望遠です)
したがいまして、以下の写真は全てトリミング大です。まずは、上の写真のトリミングから。
▮ベニモンシロチョウ(ヒパレーテカザリシロチョウ)(Delias hyparete)
木の周辺に降りてきていないかとウロウロしてみましたが、全く降りてきません・・・。仕方なく6階に戻り、ベランダからの撮影を継続しました。
カメラのモニターで撮影画像を確認すると、ネムノキの花で吸蜜していました。下には吸蜜に適した植物がありませんでしたので、ここで吸蜜し続けているようでした。
複数頭が飛び回っていましたので、数はそれなりにいるように感じました。
トリミング超大で見にくいですが、シジミチョウ系の蝶とも絡んでいました。それにしても相当な距離からシジミチョウ系の蝶が写るとは現代のカメラ・レンズの技術は恐るべしですね。
この2枚の写真(↑)が今回のベニモンシロチョウの写真の中では一番よく写っていると思います。
ホテル以外でもベニモンシロチョウを探してみよう、と家族の理解を得て植物園(ボタニック・ガーデン)を訪問。然しながらここでもベニモンシロチョウは木の上方で飛び回っており、結局、滞在中に満足のいく撮影はできませんでした。
最後の写真は若干低い位置に飛んで来た際に撮影したものですが、やはり距離が遠く、厳しい撮影でした。ベニモンシロチョウの食草は高木につくヤドリギ類とのことで、中心的な生活圏が比較的高い位置にあるのかもしれません。
結局一度も近接しての撮影は叶いませんでしたが、カラフルなベニモンシロチョウの姿を見ることができ、また、高所を飛び回るのもベニモンシロチョウの生態ということで、撮影を楽しめました。接近しての撮影は、次に東南アジア方面に行く際の課題にします。
シンガポールではその他の蝶も何種類か撮影できましたので、次回、ご報告します。
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fushiginomori at 2015-05-07 21:44
シンガポールに行ってらしたのですね。
一度は行ってみたい憧れの国です。
ベニモンシロチョウは南国らしくていいですね。
他の蝶たちも楽しみにしています。
一度は行ってみたい憧れの国です。
ベニモンシロチョウは南国らしくていいですね。
他の蝶たちも楽しみにしています。
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yurinBD at 2015-05-07 23:00
fushiginomoriさん、コメント有り難うございます!
シンガポールは往復ともに夜便がありますので、
現地での時間を確保しやすい点がメリットです。
タクシーも日本とは比較にならない安さで移動する上で
非常に助かりました。是非一度!
シンガポールは往復ともに夜便がありますので、
現地での時間を確保しやすい点がメリットです。
タクシーも日本とは比較にならない安さで移動する上で
非常に助かりました。是非一度!
シンガポールには行ったことがありませんが、手軽に蝶が楽しめて良さそうなところですね。
フルサイズ機をお使いなのですね。
かなりのトリミングにも耐えて、画質の良さがうかがわれます。
フルサイズ機をお使いなのですね。
かなりのトリミングにも耐えて、画質の良さがうかがわれます。
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yurinBD at 2015-05-08 07:00
ダンダラさん、コメント有り難うございます!
家族が楽しめ、かつ、蝶を見ることのできる場所
ということでシンガポールを選択しました。
フルサイズは暗い状況で安心感があります。
この日ぐらい距離があるとAPS-Cが有利かもしれませんね。
家族が楽しめ、かつ、蝶を見ることのできる場所
ということでシンガポールを選択しました。
フルサイズは暗い状況で安心感があります。
この日ぐらい距離があるとAPS-Cが有利かもしれませんね。
by yurinBD
| 2015-05-07 07:11
| Singapore
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Comments(4)